2022年3月14日月曜日

皮膚科医おすすめ飲む&塗る日焼け止め

 紫外線って何だろう。AとBって何の違い?

分かったふりしてるけど、実はよくわかってなかったりする。


ということで、今回は紫外線について簡単に説明します。

紫外線には、波長による分類と作用がそれぞれがあります。

私たち地球人にとって、今のところ関係あるのが
(地球人でもオゾン層が壊滅的になくなって、もしくは宇宙に住むことになれば変わってくる)

・紫外線A(UVA)

・紫外線B(UVB)

です。

・UVAとは、日常の生活での買い物や、洗濯物干し、ガラス越しでも届いちゃう(泣)
紫外線の90%をしめていて、真皮中層まで届き、なんとコラーゲンやエラスチンを
変性(壊して)しまうのです。
特にUVAは年間通して照射量は変化が少ないのです。曇りでも2割減程度なんです。

・UVBとは、日焼けを起こし、表皮にダメージを与えます。肌がごわつき
肌の水分量がが下がります。
冬にはUVBは半分程度になりますが、雪などによる反射が増える地域の方は
思っているよりは浴びているかも。

PAというのが、上記のUVAの防止効果を表す目安です。
PA++++ 極めて高い効果がある
PA+++  非常に効果がある
PA++   かなり効果がある
PA+    効果がある

・・・・・って、結局どこの段階がええねん!
日常の買い物散歩ならPA+から++
屋外でのレジャーならPA++から++++

SPFというのが、上記のUVBの防止効果を表す目安です。

SPFの見方は、紫外線に当たりだしてから皮膚が赤く炎症を起こすまでの時間
を何倍延ばしてくれるかという意味なんです。

っえ?SPF25なら25時間効くんじゃないの?
違うんです~。
紫外線に当たりだしてから20分(平均20分程度と言われています)
で皮膚が炎症を起こす方なら、20分×25倍
約8時間に赤くなることを遅らせることができるという事なんです。

1時間以内のお出かけ程度ならSPF30 程度、
1時間以上のレジャーならSPF50程度

時間がたつにつれて効果が薄れていくので、3時間ごとに塗りなおすのが
理想的です。(なかなか めんどくさいですけどね~)


紫外線により体内にビタミンDを作るための紫外線量は、
両手の甲くらいの面積に15分間です。
朝の洗濯物干しくらいでちょうどいい感じかしらと思います。


当院でのベーシックな敏感肌用日焼け止めはこちら3点です。
クリニック専用なので安心しておすすめしています。

①プロテクターWベース
SPF50 PA+++程度です。
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②ものすごく敏感肌の方は、
ジェントルUVジェルを使われます。
SPF 27 PA+++程度です。
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私が常にこだわっているのは、クリニック専売である事と
肌や体に優しいこと
です。


飲む日焼け止め(糖化予防もしてくれる)ソルプロも1日1カプセル
毎日内服してます。
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